ミュージカル 銀河鉄道の夜 

2024.07.02

三重県名張市伊賀市で活動する
劇団トリニティは
ただいま
次回公演に向けて
稽古中!

宮沢賢治作
銀河鉄道の夜を
ミュージカルで
お届けします!

ミュージカル
 『銀河鉄道の夜』
2024年9月15日(日)
①14時~②18時~ 開場時間 開演の45分前
伊賀市青山ホール
三重県伊賀市阿保1411-1
前売り 一般2500円 小学生以下1250円 3歳以下無料 
当日 一般3000円 小学生以下1500円
チケット販売
(出演者・関係者からも購入できます)
090-4940-4773(田口)
「ジョバンニ。さあ、切符をしつかり持つておいで。
お前はもう夢の鉄道の中でなしに本当の世界の火やはげしい波の中を大股にまっすぐに歩いて行かなければいけない。
天の川のなかでたつた一つのほんとうのその切符を決しておまえはなくしてはいけない。」
私が『銀河鉄道の夜』に出会ったのは高校3 年生。大好きな劇作家、北村想さんの『想稿銀河鉄道の夜』を大阪のどこかの小劇場で見た時でした。主演のジョバンニはこれまた大好きな「劇団青い鳥」の芹川藍さんが演じられました。最初の出会いが原作ではなく、舞台作品だったわけですが、私は頭がガーンとなるような衝撃を覚え、心震え、呼吸が荒くなるほど感動して、それから宮沢賢治作品を読み漁りました。「ほんとうの
幸せって何?」という問いを、この作品によって突きつけられ、その答えを求めてやまない気持ちが、この作品によってムクムクと湧き上がってきたのだと思います。
 宮沢賢治と言えば教科書に載っている『やまなし』『永訣の朝』『雨ニモ負ケズ』や、他にも『よだかの星』『風の又三郎』『注文の多い料理店』などが有名です。とにかく不思議
で透明で切なくてまっすぐな、賢治作品は、いつ読んでも心がキューっとなります。
 とくにやっぱり『銀河鉄道の夜』は一番好きな作品で、私はこれまでアトリエ公演や朗読劇も合わせると4 回、『銀河鉄道の夜』を舞台作品化してきました。そんな中でずっと心に思い続けていたのは「いつか子どもたちを主演に『銀河鉄道の夜』を描いてみたい」というものでした。ジョバンニやカムパネルラと実年齢の近い子どもたちが、そのピュアな感性そのままに演じる『銀河鉄道の夜』は私の夢でした。
 劇団トリニティの活動が丸4 年になる今年、満を持してその夢が実現することになりました。しかも素敵な音楽を沢山ちりばめたミュージカル作品に仕上げることが出来ました。宮沢賢治の世界観をしっかり感じてもらえる、素敵な作品です。ぜひ劇場で体感してください。そしてこの舞台を機に宮沢賢治作品を読む人が一人でも増えたらこんなに嬉しいことはありません。   
  MA-RU LABO・劇団トリニティ代表 たぐちちえこ
スタッフ
原作 宮沢賢治
企画・構成・演出 たぐちちえこ
音楽監修 澤実香
舞台監督 ≪㈲ステージコラボレーションIGA≫
音響 本田亮三朗≪㈲ステージコラボレーションIGA≫
照明 ≪㈲ステージコラボレーションIGA≫
宣伝美術・制作 タコリエ
スライド画制作 タコリエ・鳥越佳乃・山田さくら
キャスト
村田鼓(ジョバンニ)
森井月椛(カムパネルラ)
杉本結衣(先生・母・助手・青年)
久保田有姫(マルソ・牛乳屋・活版所員・助手・少女)
山田さくら(ザネリ・活版所員・助手・車掌・ブルカニロ博士・父)
鳥越佳乃(カトウ・活版所所長・大学士・燈台守)
樫谷采芽(ペムペル・活版所員・助手・男の子)
栗田妃茉莉(ブドリ・活版所員・助手・牛乳屋)
宮崎弥月(ネネム・活版所員・助手)
たぐちちえこ(鳥捕り)
藤岡杏(キッズ)
山名美杏(キッズ)
上迫由実(キッズ)
栗田誠都(キッズ)
澤実香(シンガー)
神山知香(シンガー)
久保田道子(シンガー)
狩野幸子(ピアノ)
澤田ひとみ(パーカッション)

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